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サバゲーレポート
某年/某月/某日/某所
写真立ての中、切り取られた時間、遠い記憶、ところどころ焼け焦げた フレームの中、セピア色の、硝煙と血で 薄汚れた仲間たちが肩を組み、銃を抱えて、やはり硝煙と血で誰が誰かも よく分からない顔で、それでも確かに笑っていた。
ONCE UPON A TIME IN
、少しだけ昔の、過ぎ去ってしまった 良いもう二度と戻らない時代の幻影、写真立てを伏せて、最後の荷物の点検を始める 新しい場所へ行くために。
俺こと、ウクライナは、人を待っていた、一人ではない特定多数、かれこれ30分は待っていたが 来る気配は一向にない。
それもそのはず、俺は集合予定時間の1時間前にはこの場所に来ていたからだ。
そんなに早く来る必要は無いだろうって? ごもっとも!そりゃあ、まったくごもっとも! 恐らくは待ち合わせに遅れるのなんざ屁とも思っちゃいねえだろう 人生の余裕満ち溢れるあんたらに告ぐ モニターの向こうにいるんじゃなきゃ、随分と結構な眼にあわせてやれたろうぜ!
俺が昔持っていた「到着は待ち合わせ時間ぎりぎりで良いや、アハハー」などと言う どうしようもなくゆるい感覚は、あのティンカン湾の激戦で俺の右足と一緒に吹き飛んでしまった。
ありとあらゆるアクシデントを想定して予定を組む、それが俺が あの戦場で仲間と引き換えに得た、唯一にしてもっとも大きな財産だった。
あの厳しい監視を潜り抜けて目的地に到着する事ができるトランスポーター(バス)は そう多くない、1時間に1回が限度だ。
その一回を逃せば、どういったことになるか? 想像しただけで汗腺除去処置を受けたはずの俺の背中におもわず冷や汗が流れる
はたして、数分後、ようやく1人目が来た、予想通りT・Tである この男は、正規軍時代からこの手の時間感覚には定評のあった男で
ティンカン湾の作戦の時ですらこの男はその持ち前の用心深さであの生還率 20%といわれた最悪の戦場を生きぬいたのだ。
暫らく他愛の無い話をするうちに、マサA、レディI、H・Yなども順調に集まってくる。
「マサBは来ない」「ブラー騒乱の突入作戦で頭に一発貰って以来 奴はかわっちまった、もう俺達の事も あんなに好きだった、というか四六時中食べて中毒を起こしていた ワンタン麺の味だってわからねえんだ。」
いくつかの連絡事項を伝えているうちにトランスポーター(バス)積載 (搭乗?そいつは人間さまに対して使われる言葉だな? 俺たちのようなwarDogsには縁の無い言葉だ。)の時間は刻一刻と迫る。
だが、最後の一人レディSの姿は一向に見えなかった。
じりじりと不安が脳を焼きはじめる、トランスポーター(バス)はエンジンを温めて 今か今かと発進の時を待っており、次の便では、戦場まで到達できる可能性はさらに落ちるだろう。
超波形通信機の操作をしていたレディIがレディSからのコールを捉えた どうやら、連絡艇に故障が発生し、彼女一人だけトランスポーター第二便 での移動となる。
トランスポーターは戦場、俺たちが投入される作戦地点まで いたるところ、まさしくハリネズミの棘のように設置された自動砲台による どこか散漫な砲撃をリフティングウイングを折りたたんでかわしつつ 酷くゆったりとした速度で飛ぶ、これ以上の速度ではセンサーに感知される そうなれば、今以上の歓迎を受ける事になる。
降下の予定地点は近い、銃を取り出し最後のの点検をしようとした瞬間
機体を震わすような激しい衝撃、続いて トランスポーターのさっきまでそれなりに機能し、快適さという言葉の根本を履き違えたような 不快な振動を俺たちに与えつつ、一応機体の平衡を保ち続けてきたオートジャイロが停止する。
攻撃を受けている! バランスを失い傾くトランスポーターは、急遽ランチャー(掃き溜め)から アスレチック(滑り台)に変化する、さらに外壁が爆ぜ、そこから地上からの砲撃が メインエンジンを打ち抜くのが見えた
機体が爆発する前に、脱出できたのは幸運だった、装備人員ともに被害も無いと来ては できすぎてさえいるような気さえしてくる、アーメンラーメン冷ソーメン。
降下地点から、予定地点である、フィールドを目指して歩く
鬱蒼としげる樹木、あたりから香る土の臭い、沢から響くネイチャーサウンド
やたら贅沢な土地の使い方をしている家々、ここは本当に都内か?
それらの事如くに打ちのめされながら、俺と仲間達はついに目的とする場所にたどり着いた。
この前線のベースキャンプを管理する男は、俺にチームの代表としての記入させる間に チームの連中に注意事項を説明している
できておる喃!
さて、そんなこんなでA・B(言わなくても分かると思うが読み方はアルファとブラボーだぜ?) 二チームに分かれる、3対3 組み合わせは忘れた、どうせ、いずれもボンクラばかり、この際区別は必要ない
何ならボンクラ1・2・3でどうだ?チューマ?
開始早々、俺は、愛用のエアコッキングショットガンCA870 (モンキーファームクラン仕様)を構えて突撃する。
十数秒後、遭遇戦で食われる「ヒット!」サッサとコールを済ませて 自陣兼用死体置き場へ
コッキング速度は十分だったが、相手のベレッタM92(ガス)の速度と比べると いささか分が悪い、しかし最大の問題は戦闘における俺の嗜好にあった。
三度の飯より突撃が好き、高度な戦術的思考は仲間に任せ せいぜい陽動の役にぐらいはたつかと思いながら、敵を求めて突撃する
その結果、待ち伏せていた相手や、緊張の途切れた瞬間にあっさりやられてしまうのだ。
さらに言い訳を許してもらえるならば、CA870は難物であった 性能に関しては申し分ない、ちょっとした狙撃もこなせ コッキングも軽い、装弾数も通常のガスガンと比べると40発と多い部類に入る 重量に関しても、女子はともかく、俺が持つには不自由は無い。
今回のこの銃の問題は、整備不良だった、前日夜ホップの調整をやりかけたまま 荷物につめてしまったのだ。
結果、弾丸は予想着弾地点よりも遥かに跳ね上がることになる。 もっとも、これに関しては、相手の金玉を狙うことで胴体に当たるので問題はない。
最大の問題はその銃自体の大きさにあった、室内での取り回しの悪さ
ついに俺は、その後、弾詰まりを起こしたことにより、CA870から 予備のベレッタM92に持ち代える
結果、キルレシオ増大!CA870はより広いフィールドまでお預けだな!うん!
そんなこんなで、適当に撃ち合っているとそろそろ時間なので 今までのAフィールドからBに移動、ここは迷路めいたAとは違い街中を模した 高低差のある立体的なフィールドであり
新たなチームわけで、とりあえず高所に陣取って陣地を護る事に
戦闘開始直後、流れ弾を食らうケツに食らう、いや隠れてたんだけどね ほら僕って的大きいからさ!ね?!
数次の防衛戦闘の後、チーム変えで今度は下から攻める側に
今度のチームは僕とマサBなぜ今度のチームわけを覚えてるかというと 結論から言うと、このチームはすくなくとも一回は勝った訳で、印象が強いんです、ハイ。
さて相変わらずベレッタ片手に突進する僕ですが今度ばかりは違います。
あくまで僕の主観ですが、このチームは相性がよく、加えて防御側にいた僕は 敵が立てこもる砦の構造をある程度理解していました。
物陰、死角を縫うように壁に張り付いて移動し、散発的に聞こえる 電動サブマシンガンMP5kのスタッカートのような銃声
マサBが正面に敵をひきつけているまに別の入り口から砦の背後へ侵入
足音を殺し、衣擦れの音におびえながら進み、窓の隙間から外を覗くと眼と鼻の先に 砦の屋上、その床に伏せ、マサBを銃撃する敵
「マヌケどもめ」思わず舌なめずり、一人つぶやく ベレッタを構える、この距離ならば外しはしない、祈る必要さえない
ただ、標的を狙いトリガーを引く、連続で。
だいぶ良い気になって脳内の中学生野から妄想汁を垂れ流して プレイしているうちに、終わりの時間となりました。
当初余り乗り気でなかった仲間の二人がまた来たい是非来たいと 言いやがるので、ああ良かったなあと思う反面、企画時の僕の気苦労は いったいどうしてくれるんだという呪詛を蓄積。
フィールドの掃除をして、料金は当初の予約人数である7人分前払いしてあるので サッサと帰ります。
帰りは駅近くのマクドナルドでだべったりした。
今回の反省、場所自体は10時から借りていたのに到着が午後1時以降になったこと 3時間のロスはでかい
反省その2、終盤もう少しやりたい気分であるのに、思うように人を動かせず 一人勝手に機嫌を悪くした事
反省その3、ガスガンの予備が足りず途中で 気温の低下によるガス漏れなどで、大きく中断された事
改善の余地は大きく残っている、次があるならばその時にこそ。
使用銃器
エアコッキング
マルゼン CA870
ガスガン マルイ ベレッタM92F グロック26
KSC ベレッタM93RU
電動ガン マルイ MP5K
使用ガス約4本
使用BB弾 0.2グラムBB弾約2400発
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